「大原美術館」で名画を堪能した後は、ツタの絡まる赤煉瓦の「アイビースクエア」で一休み。
お帰り前にアンティーク「山陽堂」でおおはしゃぎ！

倉敷といえば、古き良き街並みの「美観地区」が有名ですが、そんな中でもぜひに、とおすすめしておきたいスポットをいくつかご紹介しておきたいと思います。

まずは、超有名ですが、「大原美術館」。倉敷にお越しになる機会があれば、何が何でも訪問しておいてほしいところ。大事業家の大原孫三郎が、画家の小島虎次郎とともに収集した美術作品はまさに世界レベル。エル・グレコ、ゴーギャン、モネ、マチスといった西洋美術の最高峰を目の当たりにできます。教科書や絵ハガキでしか知らなかった絵や彫刻がずらり。その実物の発するオーラは絶対にあなたを圧倒するはず・・・

さて、次なるおすすめは、大原美術館から徒歩で５分ほどの「アイビースクエア」。赤煉瓦にツタのからまる独特の風情を持つこの建物は、明治に栄えた紡績工場を再生し、ホテルを中心にさまざまなショップを展開しています。大原美術館で絵画鑑賞した後は、このアイビースクエアで憩いつつショッピングが楽しい。施設の中にある世界各国のオルゴールを展示販売する「ミュゼ」というお店もおすすめ。男性の方なら、気になる女性を誘ってデートすればきっと大喜びしてくれること間違いなしです！

最後に、アイビースクエアを堪能した後、ちょっと立ち寄ってほしいのは、南側の道路沿いにある不思議なアンティークショップ「倉敷山陽堂」。屋根の上にたくさんの犬たちがいるので、お店の場所はすぐにわかるでしょう。この店の2Fは貯金箱博物館にもなっています。小さなお店ですが、アンティークなお宝が所狭しと並び、時間を忘れてついはしゃいでしまう不思議な空間です。

こんなふうに倉敷の街は、大きな通りから小さな路地まで、ほんとうにさまざまな魅力にあふれた街です。時間の許す限り、ゆっくりじっくりぶらぶらしてください。きっとたくさんの発見をくれる、味わい深い街です。