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第11回佐賀県神埼市
明治の粋人が築いた「九年庵」で紅葉を体験!

最寄りのSS:鳥栖インターSS

九年庵の邸宅は入母屋葦葺の屋根と入念にレイアウトされた庭園が秀逸。さすが9年の歳月を費やされて作られただけのことはある。良いものは良い。紅葉の季節と相まって、単に美しいということだけでは表現できない深みを感じる。

  • 長い行列に並ぶこと約1時間。やっと九年庵の入口へ。

  • 庭園内には観光客用の歩道が作られ、それに沿って進む。園内に入ってもごらんのような列…。

  • 歩道を歩きながら庭園とその背後にある仁比山を望む。紅葉には若干早い?

  • 辿りついた九年庵の縁側あたりから見る庭。この庵の主だった伊丹弥太郎という実業家はこの庭を見ながら何を考えていたのだろう…。

  • 見学を終えた観光客は一様に満足の様子。「立派なもんだ」などと話ながら帰路に。坂の左右には、例によって観光客を当て込んだ露店が軒を連ねている。

1年に一度、紅葉の時期の1週間だけ開園する
侘・寂(ワビ・サビ)に満ちた庭園を体験。

紅葉の季節というわけで、今回の企画は、紅葉の名所を訪ねてみることにしました。全国津々浦々、紅葉の名所は数あれど、毎年この時期しか一般公開されないという、なんとも潔いレアな名所が佐賀県にあると聞きやってきたのが「九年庵」。“くねんあん”と読むらしいのですが、地元では“くねあん”と呼んでいるみたいです。

さて、その九年庵、明治の頃、伊丹弥太郎という大実業家が、仁比山の中腹になんと9年の歳月をかけて築いた庭園というのがその由来。敷地の広さは、6,800平方メートルで、風情に満ちた邸宅があり、その縁側から見る紅葉はさぞやすごかろう、と想像した次第です。
この九年庵の開園は、今年は11月15日から23日までの約1週間。やはり土日の人出は避けるべきと考えて、出かけたのは平日の18日、水曜日。しかし、いざ到着してみて驚いたのが、その観光客の多さです。九年庵の入口まで続く上り坂には数百メートルの長蛇の列ができていました。ここまできて、引き下がるわけにもいかないのでその行列の最後尾に並び、牛歩のような進み方でやっと入口にたどり着いたときには、すでに1時間ほども時間がたっていました。
で、いざ九年庵の中へ。とはいっても、そこはまだ庭園の端で、ツツジやモミジが植えられた庭園の中の小道を、観光客の列に押されるように歩いていきます。ただ、やはり紅葉は美しい。色づくタイミングとしては、若干早い気がしなくもないけれど、それでも秋を愛でるには十分。庭園を巡る小道はくねくねと曲がりながら、徐々に昇っていきます。と、やがて、邸宅が左手に見えてきました! 確かに佇まいが実に粋です。
「入母屋葦葺の屋根に杉腰張りの土壁、竹格子の連小窓や真竹を用いた周りの濡縁など、野趣に富む外観を持ち、材質、色感、意匠、構造などのすべてに、細心かつ充分な吟味が加えられ、茶室と書院の様式を折衷した近世和風の数奇屋建築」と資料にはあります。命名されている九年庵とは、正確には庭の一角にあった茶室のことを指すらしいのですが、残念ながら現在は解体されているとのことです。

そうこうしているうちに人波の列は進み、邸宅を取り巻くようにしつらえてある曲がり廊下へ。部屋の中へは入れませんが、“静謐(せいひつ)”という言葉がしっくりくる印象的な空間です。本当の侘・寂(ワビ・サビ)とはこんな空間のことをいうのでしょうか。
一方、目を庭にやるとこちらも見事な景観。資料によると、当時の庭づくりの名人、阿(ほとり)和尚が庭木や庭石の一つひとつを吟味して、納得いくまで組み替えを命じて完成させたもの、とのこと。思えば、伊丹弥太郎というこの庵の主人が縁側に腰を下ろし、紅葉に染まる庭園を楽しむ図。それは、明治という時代の、ひとつの贅の極みであったのかもしれません。
と、そんなことを思いながらも、どんどん後ろからの人波に押されて、邸宅裏にまわったところで、そこはもう出口。アレッという気もしないでもないですが、しかし山椒は小粒でもピリリの喩えのように、心に残る体験ではありました。
明治の粋人が9年もの歳月をかけて築いた九年庵。来年は、ぜひ皆さんもご体験されてはいかがでしょうか。

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鳥栖インターSS

鳥栖インターSSのスタッフは総勢17名。事務を担当する女性(この日は残念ながら不在)を除いて全員男性の“男所帯”です。写真中央の山本マネジャーを中心にお客様にとって本当に心地よい店舗づくりに取り組んでいます!

鳥栖インターSS写真

鳥栖インターSS
国道3号線沿い上り車線に立地する当店舗。周辺にはライバル店も多いですが、一度でもご利用いただければ必ずファンになってもらえる自信あり!です。

私たちは、“質の高いコミュニケーション”で
お客様をお迎えしたいと思います。

福岡と熊本を結ぶ九州自動車道、長崎と大分を結ぶ長崎自動車道、それぞれ鳥栖ICからアクセスでき、そして、店舗は福岡と熊本を結ぶ重要な幹線である国道3号線沿いに立地するなど、鳥栖インターSSはトラックドライバーの皆様にとって、便利に使っていただける環境にあります。
さて、私たちが仕事する鳥栖インターSSですが、平日はやはりトラックのお客様の多い店舗です。高速から降りられるドライバーさんも多いですが、一番多いのは熊本方面から国道3号を走られてきて、当店での給油後、また、そのまま国道3号を使って福岡に向かわれるドライバーさん。この場所から福岡市内まで、約30分ほどですから…。ほとんどがいつもご利用いただく常連様で、上りはもちろん、福岡から熊本方面へ向かわれる際も、中央分離帯のある国道をUターンして戻ってきてくださるお客様も多く、うれしい限りです。
一方、土日、祝日には一般のお客様が多くなります。もちろん、敷地の広さを生かして、一般のお客様とトラックのお客様は事務所をはさんで給油場所を変えていますから混乱もありません。加えて、最近ではセルフサービスの店舗が増えてきましたが、まだまだ当店はフルサービスで頑張っています。しかし、トラックのお客様に比べると一般のお客様は約3分の1くらいなので、もっともっとお越しいただきたいと思っています。
ところで、私たちがお客様に気持ちよくご利用いただく店舗づくりの一環として目指しているのは“質の高いコミュニケーション”です。吉田石油店としても全社的に同様の社内キャンペーンを実施しているのですが、たとえばお客様のおクルマやトラックの空気圧を見させていただいて、“ありがとう”と感謝の言葉をいただく。これも、コミュニケーションのひとつとしてうれしいことに違いはないのですが、でも、もっと質の高いコミュニケーションがあるはず…。具体的なアクションを起こす前の、お客様お一人おひとりに接する気持ちの部分で、お客様と交流したいと考えています。なかなか言葉にするのはむずかしいのですが、あえて言葉にすればお客様のために何ができるかを考え続けること…といえるかもしれません。
最後になりましたが、鳥栖インターSSは、24時間体制・年中無休で営業中。全スタッフ17名でローテーションを組み、毎日笑顔の真剣勝負です。おかげさまで、売上も只今好調に推移しています。これからもますます頑張りますので、トラックドライバーの皆様、一般ドライバーの皆様、よろしくお願いいたします!

  • やっぱりコミュニケーションの基本は「笑顔」。ここからすべては始まるわけです!

  • 給油、点検などの作業はテキパキと動くこと。見ていて「気持ちいい!」とお客様に感じていただくことが大事です。

  • ご利用いただいたお客様は、次回からお名前でお呼びできるようにしたいと思っているのです。

  • 常連のお客様が多く、会話もポンポンと弾む。長距離を走るドライバーさんのストレスをほぐせる存在になれれば…。

  • 山本マネジャーはSSでのアルバイトがきっかけでこの仕事のやりがいを発見、そのまま入社。現在入社3年目の31歳です。

  • お客様がいつも気持ちよくご利用いただけるように、バスルームはいつも清潔に保っています。

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