宮城県仙台市
宮城／県道23号 仙台行
仙台港サービスステーション
2013年にオープンした、トラックがフルサービス、乗用車がセルフの24時間営業の仙台港サービスステーション（以下SS）。店名の通り物流の拠点となる仙台港の近くで、トラックのお客様が多く利用しています。1日を通してお客様が途切れることがなく、東京支店でもトップを争う利用数があるといいます。SS近くには「仙台うみの杜水族館」や「三井アウトレットパーク」などの商業施設があり、週末は観光客の利用が1日で300台を超えることもあります。「フルサービスは100％全てのお客様を接客できるし、セルフは自動車からお客様が外へ出る分、近い距離で接客ができる。それぞれに強みがあります」とマネジャーの猿田貢さんは言います。
仙台港SSには大型・小型、計2台の洗車機があります。特に大型洗車機はご利用台数が多く、多いときは一月で1000回以上稼働するほどの人気です。また、4月からは自動車コーティングや美装をするKeePerプロショップを立ち上げました。資格保有者が2名いて、今は月に10台ほどの施行をしていますが、今後は施行数や資格取得者の数も増やしていきたいと言います。そこには、猿田マネジャーのある想いがありました。
猿田さんをはじめ、マネジャーやスタッフには転勤を伴う人がいます。猿田さんは「この店舗に何か残したい」という想いからKeePerプロショップを立ち上げ、スタッフの仕事の幅とモチベーションをこれまで以上に上げていきたいと言います。「これから先、長くこの場所で勤める人もいると思います。スタッフが自信をもって働けるように、自分ができることはやっていきたいですね」と猿田さん。
入社して1年半でマネジャーになり不安や心配事があったときも、周りのスタッフの支えがあったからこそ今までやってこれたと振り返ります。「経験豊富なサブマネジャーからは本当に学ぶことが多いです。ほかのスタッフにも助けてもらっています」。猿田マネジャー率いる仙台港SSは、誰でも何でも言い合える関係ができています。「気持ちやモチベーションは無限大。それを引き出してあげるのがマネジャーの仕事だと思います」と猿田さんは言います。
いまはスタッフ2名が新たにKeePer資格取得を目指しています。ほかにも、業務に役立つ講習会には積極的に参加するようスタッフへ促します。「自分が教えてあげられることもあります。でも、口だけで説明するより実際に現場で自分が体験した方が身に付きますし、覚えたことは自信へつながります」。
仙台港SSは「出勤したら、何か1つでも学ぶ・覚える」という気持ちで全員が取り組んでいます。「例えば、1人のお客様の名前を覚えるのも立派な仕事。トラックのドライバー様へ『お疲れさまです、○○様!』の一言でお客様との距離も縮まるし、それが今後のお付き合いのスタートになるかもしれません」と猿田マネジャーは笑顔で言います。
ラブちゃんも洗車のお手伝い！
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わたしたちの街
宮城県仙台市
（1）仙台城
（2）伊達政宗像
（3）循環バス「るーぷる仙台」
宮城県の中部に位置する仙台市は同県の県庁所在地であり、東北地方最大の都市とされています。東京から仙台は東北新幹線で最短約1時間半で来られるため、最近では日帰り観光客も増えているそうです。また、全国に20市（2018年現在）存在する政令指定都市の一つです。仙台市都心部の周辺には広瀬川や青葉山などの豊かな自然があり、都心部でも街路樹などの緑が多いことから「杜の都」とも呼ばれています。
仙台市は伊達政宗公のお膝元。多くの観光客が訪れる仙台城や瑞鳳殿、大崎八幡宮などの歴史的建造物の名所のほか、2013年6月にユネスコの世界記憶遺産に登録された仙台市博物館など数多くの観光スポットがあります。どこへ行こうか迷ったときは、仙台市中心部の観光スポットを結ぶ循環バス「るーぷる仙台」がオススメ。土・日・祝は15分間隔で運行していて、バスに揺られて景色をみながらゆっくり楽しんだり、目的地の観光場所で降車したりなど、自分のペースで楽しめます。
バス停ごとに最寄りの観光スポットが音声説明付きでモニターに映し出されたり、運転手さんによってはマイクで補足説明もしてくれたりするので、最新情報や裏情報を知ることができます。乗り降り自由な一日乗車券を購入すると、沿線にある施設で嬉しい特典が受けられることもあるそうです。
（1）仙台城、（2）伊達政宗像（Sendai Tou rism, Convention and International Association）
（3）循環バス「るーぷる仙台」（Sendai City）
スタッフいちおしの『グルメ』
旨味 太助
▲ボリューム満点の牛たんと麦飯。
▲多くのお客様で賑わっています。
仙台の名物といえば、牛たん。地下鉄勾当台公園駅から徒歩4分ほどのところにある「旨味 太助」は、仙台の牛たん焼き発祥の店です。
太助の牛タンは創業からこだわり続けている塩味で、その絶妙な塩加減はシンプルながらも素材のうま味を引き出し、「もう一枚」と何度も食べたくなります。
猿田さんのオススメする「牛たん定食」は、弾力があり噛みごたえのある分厚い牛たん、野菜の漬物、大きい器に入った具だくさんのテールスープ、そして麦飯。牛たんと麦飯を一緒に食べると、栄養バランスが整うと言われています。
仙台はおいしいものがいっぱい！
猿田貢マネジャー
